カテゴリー「摂津国八十八ヶ所」の投稿

2025年1月17日 (金曜日)

摂津国八十八ヶ所 第五十八番札所 多羅山若王寺 一乗院

01img_5162

一乗院は多羅山と号し高野山真言宗の寺院で、ご本尊は聖観世音菩薩です。
一乗院は、神亀元年(724年)に行基菩薩によって開創されたと伝えられています。
聖武天皇の勅願により、若王寺として創建されたのが始まりで、その後弘仁5年(814年)には弘法大師がこの地に留錫し、本尊である聖観世音菩薩をはじめ、雨宝童子、春日竜神の三体を刻造し、奉祀したと伝えられています。
かつては壮大な寺院であった若王寺ですが、天正年間の兵火で焼失。その後、寛永15年(1638年)に再興され、現在に至ります。

02img_5163

03img_5164

04img_5165

05img_5166

06img_5167

07img_5168

08img_5169

09img_5170

10img_5171

11img_5172

12img_5173

13img_5174

14img_5175

15img_5176

16_20250117134301

| | コメント (0)

摂津国八十八ヶ所 第五十七番札所 鉢多羅山若王寺 釋迦院

01img_5129

釋迦院は鉢多羅山と号し高野山真言宗の寺院で、ご本尊は釈迦如来です。
釋迦院の創建は古く、伝承によれば神亀元年(724年)に行基菩薩によって開基されたと伝えられています。
聖武天皇の勅命により、行基が霊夢で得た仏舎利を安置するために精舎が建立されたのが始まりとされています。
その後、若王寺と号し、大いに栄えましたが、戦国時代の兵火で焼失。天正17年(1589年)に傳誉上人によって復興され、釈迦如来を本尊とする若王寺東の坊が釈迦院と号し、現在に至ります。

02img_5130

03img_5131

04img_5133

05img_5134

06img_5135

07img_5136

08img_5137

09img_5138

10img_5139

11img_5140

12img_5141

13img_5142

14img_5143

15img_5144

16img_5145

17img_5146

18img_5147

19img_5148

20img_5149

21img_5150

22img_5151

23img_5152

24img_5153

25img_5154

26img_5155

27img_5156

28img_5157

29img_5158

30img_5159

31img_5160

32img_5161

33_20250117133701

| | コメント (0)

2024年12月20日 (金曜日)

摂津国八十八ヶ所 第三十三番札所 築港高野山 釈迦院

01img_4995

釈迦院は築港高野山と号し高野山真言宗の寺院で、ご本尊は弘法大師です。
弘法大師(空海)が入唐求法の際に難波津から船出したことにちなみ、その遺跡を顕彰するために創建されました。元々は河内弘川寺の塔頭でしたが、明治43年にこの地に移され、大伽藍が建立されました。
「東の四天王寺、西の築港高野山」と言われるほど、かつては大変栄えていたそうです。
しかし、昭和20年(1945年)の大阪大空襲で堂塔伽藍を焼失。その後、堀が作られ「高野堀」と呼ばれ、艀の溜まり場となりました。
戦後、釈迦院は1952年に現在地に移転して再建しましたが、境内の広さは500坪と大幅に縮小しました。
その本堂は1984年に大幅な改修工事が行われましたが、わずか11年後の1995年の阪神・淡路大震災で倒壊寸前となり、解体されました。現在の鉄筋コンクリート造本堂は、1997年に外観を元の姿として再建されたものです。

02img_4996

03img_4997

04img_4998

05img_4999

06img_5000

07img_5001

08img_5002

09img_5003

10img_5004

11img_5005

12img_5006

13img_5007

14img_5008

15img_5009

16img_5010

17img_5011

18img_5013

19img_5014

20img_5015

21img_5016

22img_5017

23img_5018

24img_5019

25img_5020

26img_5021

27_20241220140601

| | コメント (0)

2024年12月 9日 (月曜日)

摂津国八十八ヶ所 第五十六番札所 摩尼山 宝珠院

01img_4966

宝珠院は摩尼山と号し高野山真言宗の寺院で、ご本尊は如意輪観音です。
縁起によれば、空海が開創した摩尼山如意輪寺の塔頭の1つで、安産子安のご利益があるとされ、多くの人々が祈願に訪れます。
応仁の乱の兵火により一度は焼失しましたが、安永9年(1780年)7月18日、義海上人により如意輪寺の観音像を安置していた観音堂を奥之院としました。
昭和58年(1983年)本堂を新築し、観音像を奥之院より移されました。

02img_4967

03img_4968

04img_4969

05img_4970

06img_4971

07img_4972

08img_4974

09img_4975

10img_4977

11img_4978

12img_4979

13img_4980

14img_4981

15img_4982

16img_4983

17img_4984

18img_4985

19img_4986

20img_4987

21img_4989

22img_4990

23img_4991

24img_4992

25_20241209130101

| | コメント (0)

2024年12月 4日 (水曜日)

摂津国八十八ヶ所 第四十三番札所 圓満山 圓照寺

01img_4935

圓照寺は圓満山と号し高野山真言宗の寺院で、ご本尊は千手観音です。
平安時代の仁寿3年(853年)、慈覚大師円仁が桜の木の中に観世音菩薩を感得し、自ら彫った千手観音菩薩像を本尊として創建されました。
ご本尊の千手観音菩薩をはじめ、大阪府文化財に指定されている准胝観音像や日光月光両菩薩像など、多くの文化財を所蔵されています。
昭和から平成にかけて本堂や奥之院が再建され、美しい姿を見せています。

02img_4936

03img_4937

04img_4938

05img_4939

06img_4941

07img_4942

08img_4943

09img_4945

10img_4946

11img_4947

12img_4948

13img_4950

14img_4951

15img_4952

16img_4953

17img_4954

18img_4955

19img_4956

20img_4957

21img_4958

22img_4959

23img_4960

24img_4962

25img_4964

26img_4965

27_20241204134301

| | コメント (0)

2024年11月20日 (水曜日)

摂津国八十八ヶ所 第四十二番札所 慧日山 常光円満寺

01img_4822

常光円満寺は慧日山と号し高野山真言宗の寺院で、ご本尊は聖観音菩薩です。
行基菩薩によって開山されたと伝えられ、1250年以上の歴史を持つ古刹で、応安2年(1369年)に足利三代将軍義満が祈願所として、安心立命や武運長久を祈願したことから、足利将軍の菩提寺として栄えました。
また、本堂の裏手には西国三十三所のお砂踏み会場があり、一瞬にして三十三所をお参りする事が出来ます。

02img_4823

03img_4824

04img_4826

05img_4827

06img_4828

07img_4829

08img_4830

09img_4831

10img_4832

11img_4833

12img_4834

13img_4835

14img_4836

15img_4837

16img_4838

17img_4839

18img_4840

19img_4841

20img_4842

21img_4843

22img_4844

23img_4845 

24img_4846

25img_4847

26img_4848

27img_4849

28img_4850

29img_4851

30img_4853_20241120144401

31img_4855

32_20241120144401

| | コメント (0)

2024年9月18日 (水曜日)

摂津国八十八ヶ所 第五十五番札所 箕面山 瀧安寺

01img_4093

瀧安寺は箕面山と号し本山修験宗の寺院で、ご本尊は弁財天です。
宝くじの起源である富籤(くじ)発祥の地とされており、お金ではなくお守りを配る古式に則った富籤を2009年に復活させ、毎年10月10日に行われています。
寺伝によれば658年に役小角が箕面滝の下に堂を建設し、本尊の弁財天像を安置し「箕面寺」と命名したのが始まりとされています。
滝まで足を伸ばそうと思いましたが、9月というのにあまりにも暑かったので、断念しました。年ですね^^;

02img_4094

03img_4095

04img_4096

05img_4097

06img_4098

07img_4099

08img_4100

09img_4104

10img_4105

11img_4107

12img_4108

13img_4109

14img_4110

15img_4111

16img_4112

17img_4113

18img_4114

19img_4115

20img_4116

21img_4118

22img_4119

23img_4120

24img_4121

25img_4122

26img_4123

27img_4124

28img_4125

29img_4126

30img_4127

31img_4128

32img_4129

33img_4130

34img_4131

35img_4132

36img_4133

37img_4134

38img_4135

39img_4136

40img_4137

41img_4138

42_20240918150101

| | コメント (0)

2024年9月11日 (水曜日)

摂津国八十八ヶ所 第四十四番札所 碕井山 佐井寺

01img_4071

佐井寺は碕井山と号し高野山真言宗の寺院で、ご本尊は薬師瑠璃光如来です。
寺伝によれば、天平7年(735年)2月16日、行基が裏山の瑞光に気がつき、その地を掘ると栴檀香木の観音像が出現したのでこれを本尊とし、詔を得て伽藍を草創し、坊舎60余院となりました。
鐘楼は江戸前期の建築様式であることから鐘と同時期の建立で、現存する近世の鐘楼としては大阪府下で2番目の古さだそうです。
私が訪れた時は、お寺の方が不在でご朱印を頂く事が出来ませんでした。次回リベンジですね。

02img_4072

03img_4073

04img_4074

05img_4075

06img_4076

07img_4077

08img_4078

09img_4079

10img_4080

11img_4081

12img_4082

13img_4083

14img_4084

15img_4085

16img_4086

17img_4088

18img_4089

19img_4090

20img_4091

21img_4092

22scn20240911131700508

| | コメント (0)

2024年9月 4日 (水曜日)

摂津国八十八ヶ所 第十二番札所 隆法山 興徳寺

01img_4037

興徳寺は隆法山と号し高野山真言宗の寺院で、ご本尊は薬師瑠璃光如来です。
聖徳太子在世中に、法円坂付近に「薬師院」として創建されました。
1915年(大正4年)6月1日の火災で本堂・庫裏を失い、わずかに土蔵のみが残りました。その後、1945年(昭和20年)6月1日の第2回大阪大空襲により山門を残して全焼しました。
1952年(昭和27年)に本堂が再建され、境内にある身丈33尺(約10メートル)の准提観音像は迫力があります。

02img_4038

03img_4039

04img_4040

05img_4041

06img_4042

07img_4043

08img_4044

09img_4046

10img_4047

11img_4048

12img_4049

13img_4050

14img_4051

15img_4052

16img_4053

17img_4054

18img_4055

19img_4056

20img_4057

21img_4058

22img_4059

23img_4061

24img_4062

25img_4064

26img_4065

27img_4066

28img_4067

29img_4068

30img_4069

31img_4070

32_20240904153901

| | コメント (0)

摂津国八十八ヶ所 第十一番札所 如意山 善福寺

01img_4014

善福寺は如意山と号し高野山真言宗の寺院で、ご本尊は弘法大師です。
現在、善福寺のある場所には鏡如庵大師堂(通称:どんどろ大師)という寺がありましたが、明治時代に廃仏毀釈で廃寺になりました。
その後、1909年(明治42年)1月9日に大阪府豊能郡東能勢村の如意山甘露院善福寺が現在地へ移転してきました。
1945年(昭和20年)6月1日の第2回大阪大空襲により、本堂、諸堂や本尊の薬師如来像が焼失しますが、戦後になり本尊を弘法大師像(真如様御影、彩色木像)に改めて復興しました。

02img_4016

03img_4017

04img_4018

05img_4020

06img_4021

07img_4022

08img_4023

09img_4024

10img_4025

11img_4026

12img_4027

13img_4028

14img_4030

15img_4031

16img_4033

17img_4034

18img_4035

19img_4036

20_20240904153601

| | コメント (0)

より以前の記事一覧