
京善寺は心王山と号し真言宗御室派の寺院で、ご本尊は不動明王です。
創建年代は不詳ですが、かつては「金剛院」と称され、厄除け祈願の道場として栄えていました。
元和元年(1615年)の大坂夏の陣で焼失しましたが、承応2年(1653年)に桑津村の篤信者たちの霊夢に不動明王が現れ、再興を告げたと伝えられています。
その後、紀州から観弘実誉阿闍梨を招き、堂宇を再建し、寺号を「心王山 殊勝院 京善寺」と改めました。
本尊の不動明王は、和歌山県の根来寺の不動堂の本尊と同木同作とされ、興教大師(覚鑁)の作と伝えられています。




















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