おおさか十三仏霊場 第十一番 高津山 報恩院(ほうおういん)
報恩院は高津山と号し真言宗醍醐派の寺院で、札所本尊は阿閦如来です。
おおさか十三仏霊場(初七日から三十三回忌まで死者の成仏を司る十三仏を祀る大阪府内の寺院を巡る霊場)の第十一番霊場です。
寺伝によると、寛文年間(1661年~1673年)に良遍上人が大坂の上町台地に北向不動明王を造立した事が始まりと伝えられています。
1945年(昭和20年)3月13、14日の第1回大阪大空襲で、石造の北向不動尊像を残して全て焼失しましたが、その後に諸堂が再建され北向不動尊像が新しく造られると、もとの北向不動尊像は南向不動尊像とされました。
道路を挟んで向かい側に、落語「高津の富」でも知られる高津宮への参道入口があります。また行ってみたいですね。
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