京都十三仏霊場 第三番 円通山 戒光寺(かいこうじ)
戒光寺は円通山と号し真言宗泉涌寺派の準別格本山の寺院で、札所本尊は文殊菩薩です。
京都十三仏霊場(初七日から三十三回忌まで死者の成仏を司る十三仏を祀る京都府内の寺院を巡る霊場)の第三番霊場です。
鎌倉時代の安貞2年(1228年)、浄業曇照が大宮八条の東堀川の西に戒光寺を創建しましたが、応仁の乱によって堂宇を焼失し正保2年(1645年)に後水尾天皇の発願により現在地に移転し、泉涌寺の塔頭となりました。
ご本尊の釈迦如来は後水尾天皇の身代わりになって傷を受けたという伝承もあり、後には庶民から「身代わり丈六さん」の名で信仰されています。
生憎雨の日の訪問でしたが、ご本尊の丈六釈迦如来像は高さが約10mもある大仏様で迫力がありました。
| 固定リンク
「京都十三仏霊場」カテゴリの記事
- 京都十三仏霊場 第十三番 智福山 法輪寺(ほうりんじ)(2023.11.15)
- 京都十三仏霊場 第十番 五位山 法金剛院(ほうこんごういん)(2023.11.15)
- 京都十三仏霊場 第八番 瑞応山 大報恩寺(だいほうおんじ)(2023.10.04)
- 京都十三仏霊場 第四番 梵王山 大光明寺(だいこうみょうじ)(2023.09.06)
- 京都十三仏霊場 第十一番 牛皮山 随心院(ずいしんいん)(2023.08.16)
コメント