西国三十三所 第三十二番札所【繖山 観音正寺】
繖山 観音正寺(https://www.saikoku33.gr.jp/place/32)
観音正寺は繖山と号し天台宗の寺院で、ご本尊は千手観音、千手観世音菩薩です。
伝承によれば、推古天皇13年(605年)に聖徳太子がこの地を訪れた際人魚に出会いました。その人魚は、前世が漁師であり殺生を業としていたために人魚に生まれ変わってしまい苦しんでいました。そこで聖徳太子に自身を成仏させてほしいと懇願し、その願いを受けて当寺を建立し、自ら千手観音像を作って本尊としました。
1993年(平成5年)、本堂が失火で焼失してしまい、重要文化財に指定されていた明応6年(1497年)の銘がある本尊千手観音立像も焼失しました。現在ある本堂は2004年(平成16年)に再建されたものです。
訪れた日は天気も良く、紅葉も綺麗でした。
| 固定リンク
コメント