西国三十三所 第三番札所 【風猛山 粉河寺】
風猛山 粉河寺(http://www.saikoku33.gr.jp/place/3)
粉河寺は風猛山と号し天台宗系の粉河観音宗に属し、ご本尊は千手千眼観音菩薩です。
伝承によれば創建は宝亀元年(770年)、大伴孔子古(おおとものくじこ)によるとされます。
鎌倉時代には七堂伽藍が整い隆盛をきわめましたが、天正13年(1585年)豊臣秀吉は、天下統一の望みを達成するため、紀州攻めを敢行し、根来寺を中心に一帯は火の海と化し粉河寺も全山焼失しました。
現在の諸堂は何れも江戸時代の再建であり、西国に三十三所の中では最も大きい本堂を初め、千手堂・大門・中門の4棟は重要文化財に指定されています。
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