伯光神社のクスノキ
この祠は伯光神社といい、伯光(はくみつ)大明神が祀られています。
天保6年(1835年)の同社由来書によれば、当地の奥田家の長屋門新築の地鎮の儀に際し、稲荷さげの巫女に楠の大樹に811年に及び伯光大明神が宿っているとのお告げをうけ、奥田四郎左衛門ほか4名が講元となって祀ったといいます。
なお前年の天保5年夏の大旱害に村人達は藁でつくった竜をこの大樹に天に向かって這わせ雨乞いをし、その恵みをうけ、その霊感をえたのでしょう。その後幾度かにわたり旱害の折、祈りと願いが続けられてきました。(社前の由緒書きより引用)
また、幹周/5.21m、樹高/17.6m、樹齢/約210年の大樹は茨木市が昭和51年2月に指定した保存樹の第一号です。
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