太子山 慈願寺(じがんじ)
慈願寺は太子山と号し曹洞宗に属し、ご本尊は聖観世音菩薩です。
創建は不詳ですが、寺伝によると聖徳太子の開創とされ、当初は天台宗に属していたと伝えられています。
天正年間(1573~1593年)に高山氏の兵火で焼失しましたが、その後再興され元文4年(1739年)に曹洞宗に改宗しました。
境内には本堂や庫裏などがあり、市街化された住宅地の中で深い緑に包まれ、周辺は「慈願寺樹林保護地区」として高槻市の樹林保護地区に指定されています
また、文政3年(1820年)には寺の西側の山中で木櫃が見つかり、1952年(昭和27年)国宝に指定された「金銅石川年足墓誌」が発掘されました。
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