郷社 片埜神社(かたのじんじゃ)
社伝では、古くから旧交野郡の鎮守神として崇敬され、延喜式に記載されている交野郡二座のうちの一座です。
天正11年(1583)、豊臣秀吉が大坂城築城に際して、鬼門鎮護の社と定めたそうです。
現在の本殿は、残されている棟札によると、慶長7年(1602)豊臣秀頼が片桐且元を総奉行に再建したものです。細部にいたるまで桃山時代の華麗な様式をよく示しており、国指定の重要文化財に指定されています。
【片埜神社石造燈籠(府指定文化財)】
鎌倉時代に作成され、高さは約2mあり宝珠の下にある請花の部分がなくなっている以外はほぼ原型のまま遺存しています。神社に寺院の燈籠があるのは、もとこの地に神宮寺があったためと考えられています。
【片埜神社東門(府指定文化財)】
平安・鎌倉時代の総門や大邸宅の表門に用いられた棟門と呼ばれる工法の門です。構造上、地震や台風などで倒れる危険があり、現存するものは少ないそうです。
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