前塚古墳(まえつかこふん)
今城塚古墳の北側に位置し、古墳時代中期(5世紀頃)の前方後円墳です。前塚古墳という名前やその場所から、この古墳は今城塚古墳の陪冢(ばいちょう -大きな古墳に近接した小さい古墳で、近親者や従者を葬った墓- ではないかと思われます。
墳丘の西側半分は削られ、隣接するマンションの駐車場になっています。
航空写真で見ると良くわかりますね。
古墳から出土した石棺は長持方石棺と呼ばれ、昭和49年(1974)に大阪府の重要文化財に指定されました。平成6年(1994)、大阪府立近つ飛鳥博物館に寄贈され、そのレプリカが茨木高校の体育館に設置されているそうです。
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