島本町広瀬 百山稲荷神社(ひゃくやまいなりじんじゃ)
ご祭神は、字賀御魂(うかのみたま)神。
もともとは百山山項にあって、貞享元年(1684)水無瀬権中納言正二位正信が建立したと伝えられています。
境内は150坪あり、坂道の参道に朱の鳥居がたち並び本殿・拝殿がありました。
戦前には常の日でも参詣者があり、お山めぐりや参籠する信者がみられました。特に二月の初午(はつうま)の日は参詣道に幟が立ちならび、境内に露店が軒を並べ、遠近からの多くの参詣者で混雑し賑いました。
しかし、昭和35年(1960)積水化学研究所造成のため、百山から当地に移り、同45年若山神社に移るまでの間この地に祭られていました。
その跡地には今でも鳥居が残っています。
昭和45年に若山神社の社地に移され祀られています。
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