ご祭神は宇賀御魂神(うがのみたまのかみ)
かつては稚武彦命(わかたけひこのみこと)と鴨別命(かものわけのみこと)を祀っていたと伝えられています。
創建の年月は不詳ですが、社名は両命を祖とする笠氏に因み、在地領主真上氏の崇敬が厚かったといいます。
近世には、笠と瘡(皮膚病)の訓読が通じていることから信仰厚く、江戸谷中の瘡守稲荷は当社から勧請されたそうです。
境内には樹高二十mあまりのむくの巨木が聳え、かつて市内で最古の欅がありましたが、昭和五十四年の台風により惜しくも倒れてしまいました。
通年開門しているわけではないそうです。お参りする際は気をつけてください。
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