永井神社(ながいじんじゃ)
野見神社の境内にあり、高槻城主であった永井氏の藩祖、永井日向守直清の霊を祀っています。
本殿と拝殿を石の間でつないだ神社建築様式である権現造りと、そり曲がった曲線状の破風(唐門)唐破風造りの屋根の門からなっています。
永井神社社殿・永井神社唐門は、平成17年6月14日に市の有形文化財に指定されました。
唐門は、四脚門で、屋根は向唐破風造、本瓦葺。
嘉永元年(1848)に藩祖直清の高槻城入城二百年を記念して第11代藩主永井直輝が社殿を修復し、あわせて唐門と拝所を造立したことが棟札に記されています。
拝殿の拝所と同様に、装飾手法は建築における彫刻装飾の優品であり、構成や建築細部にわたる技法には特色がみられ、造立年代が明らかであり、保存状態も極めて良いなど、高槻の江戸時代の藩政期における歴史遺産として貴重なものです。
社殿は、本殿、合の間、拝殿から構成されています。
寛政5年(1793)8月に高槻藩主永井直進が藩祖直清の霊神を祭神に勧請して創建したことが棟札に記されています。
社殿の規模は大きくないものの、社殿全体として、その構成や建築細部にわたる技法に江戸時代中期の特色が見られるとともに、向拝は、樹木、花、雲を薄肉彫で飾るなど彫刻装飾の発達した手法であり、江戸時代後期の特徴が見られ、造営年代が明らかで、その保存状態も極めて良いなど、高槻の江戸時代の藩政期における歴史遺産として貴重なものです。
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