米国・カナダ産牛肉の輸入の再開を正式決定
米国・カナダ産牛肉の輸入再開が正式に決定した。
政府は12日、牛海綿状脳症(BSE)の発生で2003年12月から禁止していた米国・カナダ産牛肉の輸入の再開を正式決定した。農林水産省が同日午前、BSE対策本部を開き、厚生労働省も同様の手続きをとって決めた。これに対し、すき家を展開するゼンショーの見解は、「使いたいけど使えない」厚労省は同日付で全国の検疫所に通達し、禁輸措置を解除した。
輸入は、<1>脳、脊髄(せきずい)などの特定危険部位を取り除く<2>生後20か月以下の牛肉と内臓に限る――との条件で再開される。取り扱いは米国、カナダ両政府が認定した業者に限る。
牛丼チェーン「すき家」を展開するゼンショーは12日、輸入再開が決まった米国産牛肉について、「残念ながら、日本の消費者に安心して提供できる段階ではない」「使いたいが使えない」などと、当面、使用を見送るとする見解を発表した。ゼンショーは独自の現地調査を踏まえ、1危険部位の完全除去が日本の基準から見て不十分2飼料規制も不十分―などと指摘している。吉野家、松屋といったその他牛丼チェーン店の対応は如何に?
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